鈍すぎる想像

カワムラが雑念を綴る。仙台でthe wordというバンドで活動していたり、無差別ラジオというpodcastをやっております。

【御礼とお願い】NONAME FESTIVAL'23

どうもnoname recordsカワムラです。

2020年に一度企画して、その時はコロナ真っ最中というご時世もあって開催を控えたNONAME FESTIVALですが、ようやく明後日、30日に開催することができます。

これも出演者並びにFLYING SONのスタッフ、足を運んでくださる皆さんのおかげだと思っています。本当にありがとうございます。


toddle、paionia、Analogfish、FULL URCHINの出演は2020年の時にはほぼ決まっていました。今年になって再度オファーして快諾してくださったことは、メールを見て思わず声が出てしまうくらい嬉しかったことを覚えています。そして、鉄風東京。正直話したこともなかったけど、paioniaとのツーマンを観てオファーさせていただきました。一回りも歳の離れてる見知らぬバンドマンからのオファー受けてくださりありがとうございました。


明日(9/29)の18時でNONAME FESTIVAL'23のチケットの販売を終了します。唯一今回足りなかったのは私の発信力だったと思います。こんなにもカッコよくて素晴らしいラインナップが実現できたのにも関わらず、多くの人に情報を届け切ることができませんでした…ほんとうに無念です。


あきらめが悪いので、まだ悪あがきさせてください。この記事を読んでくださっている皆さんに最後にもう一度だけ、お願いがあります。NONAME FESTIVALについてのツイート(投稿)を何でもいいので拡散していただけないでしょうか?私一人では届けることができないような人にもこのイベントの情報が届けばいいなと心から思っています。ひとりでは何もできないと今回のイベント運営を通じて痛感しました。なにとぞご協力よろしくお願い致します。


コロナ禍で街全体が塞ぎ込んだような空気感を味わいました。ライブハウスからは人が自然と離れていく。それでもライブハウスを残そうと懸命に奮闘するバンドたちもいましたが、私は結局何もできませんでした。その後悔がずっと心にあります。

今回のイベントをやることでその後悔みたいなものが帳消しになるとも思っていませんし、正直ライブイベントひとつでは何も変えることができないかもしれません。それでも、僕は1ミリでも1秒でもいいから誰かの気持ちや景色みたいなものを動かすことができるのが音楽だと信じています。それで、明日もがんばろうとか、少しだけでいいから前向きな気持ちになったら最高じゃないですか、音楽。

所詮、音楽と思われる方もいるかもしれません。しかし、僕にとってこの街との接点は恐らく音楽だけなんです。それを信じたって罰は当たらないでしょう。仙台という街で15年続けてきたthe wordという無名なバンドのギターボーカルですが、まだそれだけは信じたいのです。

 


長々と語ってしまいましたが、結局のところ僕はシンプルに9月30日にFLYING SONで素晴らしい演奏と皆さんが楽しんでる姿を見ることができればいいんです。

ここまで来ると正直チケットの売れ行きとかは大丈夫です。気にしてません。矛盾してますが、あまり気にはしてないです。嘘です、少しは気にしてます。

でもNONAME FESTIVALを知らないで来ることができない人がいないといいなと心からそう思っています。そして足を運んでくださる皆さんが心から楽しんで帰ってくれれば嬉しいです。


楽しみは自分達で作っていきましょう

この街をまだ信じている、まだやれます


noname records

川村拓也