ネームプレートカテゴライズ
やあ
ふと思ったことを書きますね。
人はなぜそんなに肩書きにこだわるのか、という話です。そして私は自己紹介が苦手だという話。
いや、いまなんとなく聴いているpodcastで、フリーアナウンサーの〇〇です。って自己紹介がありまして、まあ普通の挨拶なんですが、なんかひっかかって。
いや、おそらくずれてることを書いてるけど書かせてみてよ。
まあこのpodcastは話し方講座みたいな内容だから、そりゃ大学生の〇〇ですって言うよりはフリーアナウンサーですと名乗ったほうがいいよね。そりゃさすがにわかる。
けど、肩書きとかで内容の説得力が増すってことですよね。内容同じでも。内容同じでも。
ってことは何を話すかも大事だけど、プラス誰が話すのかって結構重要なの?って思えてきて。
でもたぶんこれはみんな小学生で気づいてるんだよね。ぼくはさっき気づいた。恥ずかしながら。
どこそこの年収1億円の社長の話とかいうと、あ、なんか聞かなきゃってなる人はたくさんいそうだもんね、、、
でも話してる内容を後々冷静になって振り返ると、当たり前の話だったのでは?ってなることありますよね。
いわゆる校長先生の話もなんだか近い気もする。
学校の長というだけで、何分も尺をもらい、当たり前のことを話す。あれ話すのが肩書きの無い、しかもめっちゃ嫌われてる先生とかだったら、暴動起きるのでは。
いや冗談はさておき。
肩書きとか前情報で変わることって結構あるよなと。
せっかくなので音楽に無理やり例えるとすると、なんの情報も知らないバンドの曲聴くのと、このバンドはアメリカで大人気なんですよって紹介されて聴くのとじゃ感じ方違うってことなんかなとか思えてきて。わー!こっちのバンドのほうがカッコいい!ってなんのかな。
うーん。
権威に弱いのか、人は
何者にもなれてないバンドマンが言うと説得力ないかもしれないけど、僕はバンドやメンバーの肩書きで曲の聞かれ方変わるのはやだなと思う。わがままだけど。極力その影響は取り除きたい。けどそんなこと言ってたら宣伝できんのかな。そういうことなんかな。
うーん、でも印象は変わっちゃうんだろうな、情報で。
ちょいと前に残響レコードがやっていた実店舗の残響ショップってのがあって、そこでインディーズバンドのCD試聴できたんですよ。
その方法はたしか、ブラインド試聴とか言ってた気もするんですが、まあ情報がなんもなくて番号でCD選んで試聴して、気に入ったら番号言って買うみたいな、ざっくりこんな感じだったんですが、時間とかに余裕あったらこういう選び方は楽しいよなーと思う。
ぼくは音楽にはあまり前情報はなくて良いし、好きになったあとでもその作り手たちの人柄もあんまり知らなくていいと今は思う。
前は雑誌とか集めてたけど。
あとジャンルもそうよね。わかりやすくするためのものだとはわかりつつも、必要なのかと定期的に思う。誰かの都合感がすごい。
ぼくはもう個々人が自分でカテゴライズしたほうが楽しいと思うけどね。プレイリスト作る感じで。
自分で作って自分で使うカテゴリならとても機能すると思うけど、知らん誰かがロキノン系とか言って括ってみたものは、なんか押し付けがましく感じるし、遠い。
まあジャンル分けは便利だし、語ろうとするとき大切かもね。
音楽の話はほどほどに。
いや、僕むかしから自己紹介苦手なのも、自分が何者でもないからなのかなとか思えてきたよ。泣ける。肩書きや誇れる仕事もしてないから、なんもなくて。
嗚呼、自己紹介って必要なんかなーとか、立ち飲み屋でお酒飲まずに考えてたな、このまえ。
なんだろうなー、ガチガチの自己紹介をしてしまうと広がりがなくなってしまう気がする。例えばフリーアナウンサーの〇〇ですって言えば、あ!話し方上手いのかなーとかそんな目線から入ってしまう。だからこの人はもう下手な話できなくならないかなと。その自己紹介を聞いた人はもうフリーアナウンサー眼鏡かけちゃうよね。フリーは儲かるんですかとかそういう話しになっちゃうもんね。
それってなんかちょっとしんどいなと思ったという話です。
でもあれか見せたい、というかこう見られたいってのが、簡単に提示できるのか。なるほど。
肩書きで得られるわかりやすさと権威
何者でもない自由
あなたはどちらを取りますか?
上手い自己紹介の仕方が知りたい人でした。