鈍すぎる想像

カワムラが雑念を綴る。仙台でthe wordというバンドで活動していたり、無差別ラジオというpodcastをやっております。

うまく言葉にできない

毎日かなしい事件が起きる。

今日もだ。またかと思う。でもそれに少し耳を傾けないと私は無関心人間のレッテルを貼られるのか。でもかなしい事件が多すぎて。疲弊する。

被害者の実名を公表したマスコミ。いろんな論調があるかもしれないけど、やはり狂っているとしか言いようがないのかもしれない。

少し想像力を働かせればわかること、わかることなのに、自分の利益や保身に目が眩んで、かなしみを増幅させる。そこに罪はないのだろうか。いや、法律を犯すことだけが罪、じゃないとしたら、罪である。

実名を公表された被害者の遺族はどうなるのか。無神経に家に押し寄せられ、無神経な言葉を投げかけられるかもしれない。SNSで言われのない誹謗中傷を書かれるかもしれない。

想像力の欠如ではなく、保身に走ったとしか言えない気がしてきた。

しかし、被害者の実名公表なんて前々からされてきたことな気がする。叩きたいだけの人にはなりたくない。波に乗って批判するのは簡単だけど、無関心でいることはもっと簡単だ。

 

暗く湿った空気感が漂う。そんな国。そりゃ視野も狭くなってしまう。負けない。